1953-11-28 第17回国会 参議院 農林委員会 閉会後第6号
従つて奥地林の開発をしたり、造林をしたり、治山を進めて頂きまして、消費規正と相待つてできるだけ生産増強対策をやつて頂きたいし、そうしてほかの分野と比べまして、国有林が占める分野というものが我が日本では非常に大きいわけでございまするから、一応苦しき立場において国家が完全実施をやるということを裏付をして、労働組合或いはほかのかたがたがこの林野、森林増強ということに挺身をして頂くという一つの素地ともなると
従つて奥地林の開発をしたり、造林をしたり、治山を進めて頂きまして、消費規正と相待つてできるだけ生産増強対策をやつて頂きたいし、そうしてほかの分野と比べまして、国有林が占める分野というものが我が日本では非常に大きいわけでございまするから、一応苦しき立場において国家が完全実施をやるということを裏付をして、労働組合或いはほかのかたがたがこの林野、森林増強ということに挺身をして頂くという一つの素地ともなると
それを今回は冷害と相にらみ合せて、どういうあんばいに林道建設等によつて奥地開発をやるか。今の交通網の関係もありましようけれども、同時に現金収入の道を講じなければできない。これをどんなふうにお考えになつておるのか、委員長もお尋ねがありましたが、私はこの計画は冷害と何らの関連を持たないで、関西方面の水害によつて編み出されたものだから、それをひとつ明らかにしていただきたいと思います。
それで考えられますのは、奥地林に用材がたくさんあるわけですから、これらの未開発の奥地に思い切つて林道を開発されて、奥地林の用材、薪炭林その他の需要の材料になし得るような計画を立て、そうして需給のバランスをその方面から取つて行く、その方面から林道を思い切つて奥地まで進めて頂くことが、やはり治山治水の基本対策要綱に当てはまるのではないかと思いますが、林道開発、殊に奥地林道開発という意味合いにおける林道計画
ところが、代表団が向うにおいでになりましたときに、鹿児島県の留守家族であつたかと思いますが、東京までわざわざ来て、自分の父なる人は技術者であるが、帰りたいのだが、今になつて奥地に転勤を命ぜられたので、帰れないのではないかと非常に心配していると新聞に出ておりましたが、これは高良参議院議員にお尋ねいたしまするけれども、全部帰れるというのがほんとうでございますか、それともまた十日に出ておりまする技術者は帰
それから続いて農林大臣に、これはあなたの主管事項でございますから伺いますが、この画龍点睛をせしめる意味において、たとえば林道網の拡充ということによつて奥地林分の開発をする、里山をしばらく休養させるということももちろんでございますが、このための予算が、補正に七億五千万円ばかり出ておりますが、とてもこんなことでは問題になりませんが、明年度予算ではさらに思い切つた拡充を御予定であるか。
従つて奥地林道の問題こそ、まさに脚光を浴びた当面の中心問題といわなければならぬのであります。
二、林力の培養をはかるためには、利用合理化、消費の節約はもとより必要であるが、里山を休養せしめて奥地林を開発することが一層大切であつて、奥地林道の開設を積極的に推進する必要がある。
せめて適正伐期齢級以上のものは届出を以て伐らせたい、又それによりまして当面の木材需要等のアンバランスがどうやら救われるのではないか、勿論将来必ず太いものを伐つてしまいますと所得の問題におきましていろいろと心配される向きもあるのでありますが、それに対しましては極力造林を推進する、或いは林道の開設によつて奥地開発がどんどん進められて行くということになりますれば、そこにおのずから利潤関係も調整されるだろうというようなことも
山の浅いところはもちろん伐採を制限し、強い水源を保全する政策を執行いたしますが、奥地林の開発は、やはりこの利根川開発計画の一環として、林道の開鑿によつて奥地林の毎年腐蝕して倒れて参ります巨木をどしどし搬出して、そうして今困つております木材を緩和して行く。
今あらためて問題にすべきものは、森林の育成であるとか、これの伐採計画であるとか、それから出て来る需要とか、それらを一貫して確保しながら、その原料も同時に確保して行くという形をとつて行くのが、ほんとうの筋であつて、その一環として奥地の未開発資源を開発するということが、当然考えられることであつて、奥地の木を切ればいいという段階でないので、少しその点は違うのじやないかと思います。
今日残されておるところの人たちは、遺憾ながら、残念ながらこの人たちによつて奥地に送還された人であると言つても過言ではないのであります。われわれはこの事実に対してもはや八つ裂きにしてもあきたらない憤懣を感ずるのであります。これは全国の留守家族の叫びであります。聞いていただきたいと思います。さらにわれわれがもう一つだけ申し上げておきたいことがあります。
従つて奥地において生産されました薪炭等も、需要地に迷惑のかからないように輸送が行われております関係上、御承知の通り薪炭特別会計は今年の三月三十一日を以て廃止いたしましたのであります。
○草葉隆圓君 では今の御証言によりまして、その大衆カンパ或いはその形茨は別として、とにかく俗に言う吊し上げによつて奥地に返したということは事実であつて、その原因は或いは戰犯とかいろいろなことが言われておりまするが、とにかく日本人の大衆カンパの形式によつて、吊し上げによつて何人かは返された、そうしますると津村証人は、その数は五十名そこそこであつたというお話をされた。
別でありまするが、俗に言いまする吊し上げによつて奥地に送り返されたということは事実でありますね。
從つて奥地の林産資源を開発するという建前から見ても、林道を開鑿するという焦眉の問題がありますけれども、これは公共事業費が大幅に圧縮される今日の段階においては、基本的にはそこまで行かなくてはならぬけれども、今日の焦眉の急には間に合いません。現在の公共事業費くらいの額ではなかなかやれない。してみると奥の方の林産資源を開発するには、どうしてもいいものを燒かなくてはならぬ。
災害補償法の手当が非常に遅れたということは、これは勿論農林省の都合もありましたが、一つはその組合の設立が非常に遅れたために相手方がないから差上げることができないというような現実もありましたので、非常に遅れた面があるのでありますが、只今殆んど災害補償金は出ております尚今回の被害を契機として、災害というものは、水害だけで、川の周りの者だけが組合に入るべきだというふうに考えていた人達が、雹害によつて奥地でも
從つて奥地から驛までの運送費も、この價格差の中に出てきているわけであります。